体が資本

 昨日とは打って変わって、今日の体調はだるくすっきりしない。週末のトレーニングの影響だろうか…。心まで引きずられている。体がすっきりしないと、なんだか、電話の対応ひとつでも、気をつけないと不機嫌で不親切な声を出してしまいそうだ。

 午後もさらに辛い状態になりつつあった。仕方がないので、お茶を入れる合間に休憩室でヨガのポーズをいくつかやってみると、思いのほか効果があった。東洋医学的にみれば、感情は内臓と密接な関わりがあり(喜びや怒りや悲しみは、それぞれ心臓・肝臓・腎臓にリンクしているらしい)、内臓は体を巡る経絡と関わりがあるわけだから、逆に、ヨガのポーズやストレッチで経絡を刺激し、内臓の気の巡りを良くすれば、感情も変化するものなのだろうな、と勝手に解釈する。そう解釈したいくらい、感情がすっきりして、前向きな気持ちが戻ってきた。そうだ、ヨガの本来の意味は、心をコントロールする、というものだったっけ。講義で教わったことを思い出したりした。実感することは重要だ。

 最近は、年のせいか、体が資本だわと思うことが多くなってきているので、思うだけではなく、本当に体を整えることに実質的な時間を割いていこう、と改めて決心した。日常的に行うのが第一だけど、今度、感情的に乱れたときは、体が乱れているのだと理解して、ヨガで対処しよう。これは即効性がある。