それぞれの国へ

 翌日に帰国するフランツをカシュガルに残して全員ウルムチへ。お別れの日だ。ウルムチから、それぞれの帰路へ。ロシアへ行くもの、北京へ行くもの、そして私は広州への便を待つ。淋しいが、なんだか暖かい気持ちでお別れ。きっと、みんなとはまた会うだろう。つづく